ウイスキーの聖地アイラ島を自転車で巡ってきた – Day 2

Pocket

さて、前回に引き続き、アイラ島がいかに素晴らしかったか、旅の詳細を書いていきたいと思います。

今回はアイラ島の旅 2日目についてです。いよいよ蒸留所巡り、本格スタートです。ラガヴーリン、アードベッグ、ラフロイグのアイラ島南部を攻略します。


旅のスケジュール

スケジュール宿泊先詳細
Day 1エディンバラ (11:00) 発 → アイラ島へ
アイラ島 ポートエレン(17:50) 着
歩いて宿へ移動
自転車をレンタル
ディナー@ポートエレン周辺
Kevin’s B&B過去記事
Day 2ラガヴーリン蒸留所
アードベッグ蒸留所
ラフロイグ蒸留所
バスでボウモアへ移動
ディナー@ボウモア周辺
タクシーで宿へ移動
Stonefield B&B本記事
Day 3キルホーマン蒸留所
ブルイックラディ蒸留所
ディナー@ポートシャーロット周辺
Stonefield B&B
Day 4ボウモア蒸留所
カリラ蒸留所
ポートアスケイグ (15:30) 発 → エディンバラへ
エディンバラ (22:22) 着

Kevin の Scottish Breakfast

早起きしてまずは朝食。今日から自転車の旅が本格的に始まるので、エネルギーチャージ。

1階へ降りていくと、ホストのKevinが朝食を作ってくれていました。優しい。

うわー大好きなスコティッシュ・ブレックファスト。

ベーコン、ブラックプディング、マッシュルーム、トマト、ソーセージ、目玉焼き、ハッシュブラウン、ハギス。

ヨーグルトやパン、シリアル、ジュース、紅茶、コーヒー、なんでも好きにとってね、と Kevin。とっても美味しかった。

さすがアイラ島のおうち。ウイスキーがたくさんありました。この写真はKevin のコレクションのほんの一部。

事前準備編でも少し触れましたが、Kevinは以前まではB&Bをやっていたものの今はやっておらず、たまにアイラ島の友人から頼まれて泊まれないゲストがいるときに助けているみたいです。

Kevinのおうちでアイラ島の旅初日から、素敵な時間を過ごせました。

アイラ島南部の自転車旅スタート

今日はアイラ島南部に位置するArdbeg (アードベッグ)Lagavulin (ラガヴーリン)Laphroaig (ラフロイグ) の3つの蒸留所を巡ります。

アイラ島 ウイスキー蒸留マップ ( 画像出典: Tomoka Spirits Boutique )

小雨の降る中、自転車で出発。

これぞスコットランドの天気というような空。スコットランドにしばらく住むと、多少雨にうたれようと気にしなくなります。

こんな羊たちの真横を自転車で駆け抜けていきます。

まずは ラガヴーリン蒸留所

ポートエレンから一番近いのはラグロイグ蒸留所。ですが、まずは通過しラガヴーリン蒸留所へ。

実は事前に9時半スタートの蒸留所ツアーの予約をしようと試み、メールでリクエストしましたが返事がなく。電話もかけましたが繋がらず。まだWebサイト上ではツアーの予約システムはなく、電話もしくはメールのみで受け付けているようです。

9時からオープンなので、朝一で行けばもしかしたら入れてくれるかも、と淡い期待を胸にオープン前と到着を目指したのです。

ラガヴーリン発見、と同時にすでに複数車が止まっているのも見えました。すでに嫌な予感。

中に入ってみると受付にお姉さん。

「メールでツアーの予約リクエストを送ったんですけど、返事をいただけず。今からツアー参加できませんか?」

「最近メールシステムの調子が悪くて、見れてなかったみたい。ごめんね。しかもツアーは今日いっぱいなの。でも中はゆっくり見ていってね。」

残念。でも、

「16年、Distillers Edition、12年、8年の中から1つ無料でサンプルあげるから、スタッフに声かけてね」と書いてある。

もちろんいただきました。ここで飲むラガヴーリン、特に贅沢。

蒸留所ツアーがスタートするまで過ごすラウンジのような場所。スタッフの方から各ボトルについての説明を聞きながら、ここでゆっくりとウイスキーをいただきました。

ショップには、Tシャツやジャケット、様々な種類のボトルが売っていました。

そしてなんと、ポートエレンまで。

何種類かいただいて、ラガヴーリンをあとに。朝からほろ酔い。

お次は アードベッグ

次は私の最も好きなウイスキー、アードベッグ。高まります。

前方を走るおじさまサイクリストたち。アイラ島では結構サイクリストを見かけます。私たちの自転車はママチャリですがそれもまたいい。

徐々に晴れ間が見えてきました。どこまでも続く草原に羊がのんびりと過ごしていて、本当に気持ちがいい。

やってきました、アードベッグ。もちろんここで写真を撮りました。

この坂は一気にくだって

アードベッグに到着。まずはぐるっとお散歩。

海側にも行ってみます。

独特のスモーキーさとピート香をもつアードベッグはここで造られているのか。

続いて、中に入ってみます。

その日は11時と15時と2回蒸留所ツアーがあったのですが、残念ながらアードベッグも事前予約の時点で満席。みなさん、ぜひ早めのご予約を。

とはいえ、ここは蒸留所、

なんと無料で飲ませてくれました。乾杯。

たまりません。

ショップももちろんあります。

ショップでも試飲をさせてもらいながら、スタッフの方が丁寧に各ボトルの説明をしてくれました。贅沢。

自転車で来ているというのに、しっかりボトルを買いました。もちろん自分用に。

隣接する The Old Kiln Cafe は、現地の人に美味しいとおすすめしていただいたお店。

ここで早めのランチ、の予定でしたが、朝食を食べ過ぎて、全くおなかがすいていません。アイラ島再訪時には必ず来よう。

アードベッグ、ますます好きになったぞ。

本日最後 ラフロイグ

来た道を戻り、本日最後の蒸留所、ラフロイグへ。

壁一面ラフロイグタイル。

かっこいい。

14時半に蒸留所ツアーを予約しているので、早速入ります。

まずは到着の一杯を。さすがラフロイグ、この薬品のような香りが強烈です。

中のラウンジのようなスぺースはこんな雰囲気でした。この隣にはショップがあり、ラフロイグのボトルのデザインをしたUSBを買いました。

カメラ不調で途中全然写真を撮れませんでしたが、

ラフロイグも大変満喫しました。

ほろ酔いサイクリング

さて、本日の蒸留所巡りは終了です。ポートエレンへ戻ります。

羊がすぐそばを走っててかわいい。

どこ走ってても気持ちがいいんですよね。

自転車を返却して、Kevin宅に置かせてもらった荷物をピックアップして、Port Ellen から Bowmore RBS (Royal Bank of Scotland) までアイラ島で初めてのバス。

一日や半日チャーターのタクシー予約ではなかったのでなかなか捕まらず、バスに挑戦。ポートエレン・ボウモア間のバスは一日8本。

意外と迷うことなくバスに乗れました。片道£2.75。

Harbour Inn でディナー

Bowmore RBS でバスを降りるとこんな景色。雑貨屋さんと小さなスーパーがある程度でしたが、アイラ島では一番栄えている町の様子。

ボウモア蒸留所の目の前にある Harbour Inn を18時半から予約してあります。レストランの大きな窓から見える景色が美しい。上品な内装で居心地もいい。

こちらボウモアのメニュー。こちらはボウモア蒸留所の同じ経営者がやっています。

キャンドルホルダーもボウモア。

アイラ島で有名な食べ物の一つが生牡蠣。大粒でクリーミーで美味しかった。このお店では、生牡蠣にボウモアをかけるのが名物のようでこれにもチャレンジ。絶品。ちなみに生牡蠣には12年ものがおすすめとのこと。

ウイスキーと共に食事を楽しめるお店でした。おすすめです。

本日のお宿 Stonefield B&B へ

レストランでタクシーを呼んでもらい、行き先をドライバーに伝えます。

さすが小さな島、Stonefield B&B と言っただけでどこか分かりました。すごい。

わずか15分で到着。ホテルのようなかわいいお部屋。

アイラ島蒸留所巡りは明日も続きます。

Pocket

ウイスキーの聖地アイラ島を自転車で巡ってきた – Day 2」への2件のフィードバック

コメントは受け付けていません。

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る